Fのエッセンス
人生のエッセンスを手渡す森田恵美子です。

【あの世への生き方が分かれば安心して死ねる】
知り合いの方が、在宅でお父様を看取られた。
四日前までデイサービスにいかれていたという。
そして、家族に看取られて旅立たれた。

その方には、私の母の見取りの体験を話していた。
そう、母が末期のガンだとわかり、
余命一ヶ月と言われ、ホスピスに転院させ、
人生の締め括りは母自身にさせたいと思い、告知をした。

そして、真実を話し合い、
母は『恵美ちゃんを生んでよかった』といい、
私は『お母さんの子供でよかった』と伝えることができた。

私はいつも『真実』を話す 『勇気』を出してきた。

告知をした次の朝、
『恵美ちゃん、今日行くわ。だけど、どこにいったらいいかわからない。
今まで日蓮さんにご縁があったけど、最後はイエス様にご縁ができた。
どこにいったらいいの?』とあの世への行き方を知りたがった。

私は、神様の元へ行けばいいねん。
そして、みんな神様のことを、アラーと言ったり、仏様と言ったり、
イエス様と言ったり、日蓮さんと言ったりしてるだけやと思う。
って言ったけど、納得しなかった。

あわてて、みこころホスピスのシスター泉に
病室に来てもらい、あの世への生き方を伝えてもらった。

『田中さん。私も行ったことはないのですが、お花畑が見えるそうです。
そして、歩いていくと光が見えて来るので、
光の中に入っていくといいそうですよ。
光の中に入ってよろしくお願いしますと伝えてくださいね』と言われ、

復唱して、『わかりました。』と言い、
私や孫たちに別れを告げ、担当ナースに感謝を伝え、

『もう酸素入りません。眠らせてください。』と言った。
そして、シスターに賛美歌を歌ってもらい、眠りについた。

そうだった。母は最後まで『自由意思』を使って旅立った。

真実を語る勇気を持つ娘と、
自由意思を使い最後の最後まで、自分らしく生きた母。

お坊さんはいらないよね。戒名もいらないよね。と話し合い。
喪服はあれをきてね、散骨してねと頼まれた。
この手帳だけは見ないでね。あの人だけには連絡してね。

母が生きている間に、葬儀の手配をした。
喪主をするので、納得いく葬儀をしたかったから。

お坊さん無しの家族葬。パーティーのような、お通や。
お経の代わりに、最後を看取った担当ナースとシスター泉に
母の最後を語ってもらい、旦那と母の兄姉にも、母との思い出を語ってもらった。

 

嘘やお世辞のない、真実だけの時を過ごす。

今、こうやって思い出すことで、32才の私が、60才の私に語り出す。

あなたの強みは、いつも自分の心に従い続けたこと。
真実を話す勇気を持っていること。

 

母を看取る体験を分かち合うことで、
あちらの世界へ旅立つ人々の移行のサポートをしたこと。
真実を話す勇気があったから出来たこと。

お母さん。ありがとう。改めて、あなたの娘に生まれてよかったです。
あなたに愛されて育ったことを、忘れずに生きていきます。

そして、あなたから与えられた愛を、私にご縁のあった方に手渡していきます。
『魂の助産婦』 森田恵美子

もし今あなたの大切な人が、あの世へ旅立つ時であれば、
命の移行を手助けするフラワーエッセンスが有ります。

また、大切な人を看取った、もっとこうしてあげればよかったかも・・・と後悔お気持ちや、自責の念が沸き上がる辛い気持ちの時にも役立つフラワーエッセンスが有ります。

看取る経験をし、後悔の気持ちに押しつぶされそうになった時
救ってくれた聖書の言葉をプレゼントしますね。

「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」(コリントの信徒への手紙一10・13)

私にとっては、神様に「逃れる道」としてフラワーエッセンスを備えてもらったと思っています。
あなたの心が癒されます様に・・・